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役割を脱ぎ捨てる

役割を脱ぎ捨てる

私のサロンでは、施術の前に
お客様の体質診断をするのですが、
生まれつきの体質と、現在の体質の両方を診ます。

成長の過程で、体質や性格が大きく変わることがあります。
生まれつきの体質と、今の体質のギャップを知ると
ハッとすることがあります

これまでなんと多くの役割を演じてきたのだろうか、と。

ムスメ、姉、学級委員、バイトリーダー、いじられ役
聞き分けの良い生徒、反逆児、みんなのまとめ役、
頼りになる上司、お母さん、キャリアウーマン…

生まれた時は「私」というだけの存在なのですが、
成長の中で、私たちは周囲の期待に応えながら
自分の中心からちょっとずつ離れてしまうんですね。

それが歪みとして心身の不具合につながることもあります

私の敬愛する友人のお話ですが、
彼女は4人の育ち盛りのお子さんがいるお母さんです。
そしてキャリアウーマンです。
さらに勉強家で、様々なセミナーや勉強会にしょっちゅう参加しています。
そして、一人で旅行にも行きます。
とってもグルメで、美味しいものを求めて東京から
九州まで出かけることもあります。

そして
いつもお子さんとご主人に感謝して愛しています。
彼女の家族はとっても幸せです。
彼女が役割を脱ぎ捨てているから、
家族はとても自由なのです。

家族の犠牲になって身動きが取れないと思っていたり、
会社が忙しいから何かを後回しにしていたり。
私たちは外の環境を言い訳にすることがあります。

もし、その言い訳がポッと口をついて出てきたら、
それは何か「やりたいことがある」という大切なサインです。
サインは、ぜひ逃さないようにしたいものですね。