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感情を味わう

感情を味わう

ストレスを溜めない方法を、よくお客さまに聞かれます。

私にとっても大きなテーマで、
自分の体を使ってよく実験をしています。

私にとって、もっとも大きなストレス感情は
「怒り」とか「恥」とか。
これが大きいと、まずアタマに来ます。
頭の後ろの方の血管がドクドクして、
目の奥が熱くなり顔がほてってきます。

この状態で言動しちゃうと、
ろくな結果を招かない感じのやつです。

で、その感覚をずーっと観察しているとですね。
脳天からだんだんと体の下の方に
感覚が下っていくんですね。

喉が詰まるような感覚 ↓
胸がしめつけられる ↓
胃がキュ〜ってなって↓
食欲が失せる ↓

このままめげずに
ずっと観察を続けていくと
おへその下あたりで落ち着きます。

だいたい、この辺りまで来ると
もう気分がすっきりしていて、
冷静な判断力が戻ってきます。

怒りの加減が大きいと、ここまで
2〜3日かかるかも。

嫉妬、悲しみ、焦り、不安などは
胸のあたりから生まれてきます。
よくわからないネガティブな感情は
胃のあたりから。
観察してると、やっぱりお腹まで降りてきて
小さくなって消えていきます。

私の場合は、だいたいこんな感じです。

何となく、
感情って放っておかないほうが
良い気がします。

押さえつけたり無視してると、
多分ろくなことがない。

で、私なりの方法なんですが、
ネガティブな感情が出たら
体の感覚を観察してみることにしました。
上から下に移動して行って、小さくなってすっきりなくなる。
この繰り返し。

もしかしたらヨガの人がよくやっている
「下腹で呼吸する」呼吸法とかも
関連があるのかなあ。

多分、感情との向き合い方とか
ストレスとの付き合い方は
人それぞれで、
みんな自分で見つけるしかないのかも。

でも、もしよかったら。

誰かのヒントになればなあ、って思い
自分の体で実験する日々なのです